秋野不矩美術館に行ってきた

GWはスポで走り、自転車で走り、桜えびを食らい、肉を食らい
と遊び本能丸出しの生活をしてきましたが、
 
最終日の今日は芸術品に触れて心をリフレッシュ!
ってことで秋野不矩美術館に行ってきました。
ここは自宅から車で15分程度の距離にあり、春野方面へのツーの行き帰りには必ず
横を通るんですが立ち寄ったことはなかったんです。
 
駐車場から坂道を上っていくとその姿を現わします。
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坂を登り切ったところが秋野不矩美術館。土壁風で独特の建築物ですね。
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中は撮影禁止なんでwebから拾いものとベランダの画像を少々
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さて、建物の紹介はこれくらいにして・・・
 
今日は万葉のこころを描くという特別展が開かれていました。
万葉集に収められた歌を題材に150人の日本画家が描いた作品のなかから35点が
展覧されています。そのなかの数点をテーマの歌とともにご紹介。
 
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大野俊明《清隅の》1996 年
御佩を 剣の池の 蓮葉に 渟れる水の 行方無み わがする時に 逢ふべしと
逢ひたる君を な寝そと 母聞せども わが情 清隅の池の 池の底
われは忍びず ただに逢ふまでに
作者未詳
 
 
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奥田 元宋 《明日香川夕照》 1996年し
あしひきの山の黄葉 
今夜もか浮かびゆくらむ
山川の瀬に 
大伴書持
 
 
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田渕 俊夫 《はぎの頃》 1998年
明日香川行き廻る丘の
秋萩は今日降る雨に 
散りか過ぎなむ
 丹比国人
 
 
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関口正男《安見児》1997年
我れはもや安見児得たり皆人の得かてにすとふ安見児得たり
 
 
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森田りえ子《撫子》1999年
 
日本画は油絵の具を塗り重ねた油絵と違ってどれも繊細でした。
美術館では各絵画をみな同じ高さに展示しているんですけど、
しゃがんで低い位置から見上げたり、近づいたり遠ざかったりしていると、
ある位置で作者の視点と一致すると絵に空間を感じることができる・・・
 
と勝手に思ってます。
 
興味がある方は秋野不矩美術館まで是非!
 
あぁ気持ちが豊かになった日でした。
 
興味があるかたは秋野不矩美術館是非!