季節と季節ハズレの・・・
12月に入り・・・季節ですねぇ。
住宅街にはこんなイルミネーションが光始めましたよ。
この☆は2階の屋根よりも高い所で輝いてます。
さて、先日のウォーキング中の話。
午後9時過ぎに家を出て、折り返し点でUターン。自宅まであと1kmまで来た時です。
交差点を渡ったところに大きな銀杏の木があります。
街灯の光に照らされて黄色が浮き上がってとても綺麗。これは写メしなければと携帯を取り出して
角度を考えているとどこからとももなく、「ズルッ、ズルッ」と何かを引きずって歩く足音が近づいてきます。
目を凝らして暗闇を見ると、人影らしきものがこちらに近づいてきます。
「ズルッ、ズルッ」確かにこちらに向かって歩いてきます。
で、街路灯に写ったその姿は・・・
歳の頃なら70歳程度、この寒いのにパジャマ姿でぞうり履きの老婆。
目はうつろで視点が定まっていません。口は半開き。
左手には小さな白い包みを抱え、だらりと下げた右手には
枯れた花束が・・・
こちらを見ることなく横を通り過ぎて行きました。
「徘徊?」そう思って振り返るともう誰もいません。
んん?徘徊・・・それとも季節外れの・・・